鼻骨骨切り
幅の広い鼻筋を細くしたい
曲がっている鼻を修正したい方にお奨め
鼻骨 骨切り の効果
鼻骨の一部を切除することで、幅の広い(太い)鼻筋を細くさせる手術です。
幅の広い鼻は男性的で力強い印象となります。 そういった方に鼻骨骨切りを行うことで、目と口および鼻のバランスが保てるようになり、顔全体が整った印象になります。
鼻骨 骨切り の傷口の位置・施術方法
鼻骨 骨切り の施術では、下記図の鼻骨を内側と外側からアプローチして美しい鼻を作成していきます。
1鼻骨 骨切り の傷口の位置
鼻腔内(鼻の穴の中)に4ヶ所、鼻横に左右1ヶ所ずつ2~3mm程度の傷口が出来ます。
【ドクターコメント】
鼻の横にできる傷は、非常に小さいので抜糸後はメイクでカバーしていただけます。また、瘢痕(傷が治った後に残るあと)もできにくくき綺麗に治りますので傷跡が気になるという方もご安心くださいませ。
2鼻骨 骨切り の施術方法
鼻骨骨切り専用のオステオトーム(骨のみ)とハンマーを使用し、鼻骨の内側・外側の骨切りを行います。
Step1
鼻腔内の傷口より鼻骨の内側・外側の骨切りを行います。
Step2
鼻横の数ミリの傷口から外側の骨切りを追加していきます。
Step3
内側・外側の骨切りを行った後、骨を内側に寄せてギプスで固定をして終了です。
【ドクターコメント】
骨を切った後、ギプスで整え、形を維持させて切れた骨を治していきます。その為、術後のギプス固定が非常に大切です。ギプス固定は、術後2週間(24時間)の後、夜間のみのギプス固定が2週間必要です。また、鼻の穴の中に3日間ガーゼを詰めて内側からも圧迫固定を行います。
鼻骨 骨切り のダウンタイムと注意事項
【施術当日 来院】
お顔は拭きとりのみ可能です。洗顔はお控え下さい。
ギプス固定期間中はギプスが濡れないよう、拭く程度でお願いします。
【術後翌日 来院】
状態確認を行います。
シャワー浴が可能です。
【術後3日目 来院】
ガーゼ除去を行います。
【術後7日目 来院】
抜糸とギプスの再固定を行います。
【術後2週間目 来院】
ギプスの除去を行います。※ギプスは夜間のみ術後6ヶ月まで装着して下さい。
石鹸を用いた洗顔、ご手術部位のお化粧、浴槽入浴が可能となります。
【術後1ヶ月目】
夜間のギプス固定も終了になります。
【注意事項】
・ギプス除去前に鼻栓を外すとお鼻の中が腫れてしまう可能性がございます。
※ご自身で外さないようにお気をつけください。
※もし、鼻栓が外れてしまった場合は、ご連絡のうえご来院くださいませ。
・腫れや浮腫みが強くなるため、お身体を温めすぎないようお気を付けください。
(激しい運動・長時間の浴槽入浴・サウナ・飲酒など)
・内出血は個人差がありますが、1~2週間で消失いたします。
・手術後は、全身麻酔の影響により、眠気・吐き気・ふらつき・喉の不快感・淡がらかむなどの症状を伴う可能性がございます。
※上記の症状は、お時間の経過とともに軽減していきます。
※術後は、院内でお休みいただいてからお帰りいただいております。
・術後は、お食事や水分の制限はございませんので、様子を見ながらゆっくりと少しずつ摂取してください。
鼻骨 骨切り の症例写真
【施術内容】
幅の広い(太い)鼻筋の原因である鼻骨の一部を切除し、鼻筋を細くする施術です。
全身麻酔を使用し60分ほどで施術が終わります。
660,000円(税込)
【リスク・副作用】
痛みや熱感・内出血・腫れが出た場合1~2週間で収まります。
傷口が治る過程でかゆみが生じる場合もございますが、通常の経過ですのでご安心ください。
【対処法】
上記リスクは、時間の経過と共に改善していきますが、施術直後は処方薬を服用してください。
就寝時は、枕を高くして仰向けで寝てください。
かゆみを感じる場合は、保冷剤で冷やしてください。
お鼻を強くさわることは1ヶ月ほど避けてください。
鼻骨 骨切り の施術費用
550,000円(税込)
※麻酔科医依頼料が別途110,000円(税込)発生いたします。
鼻骨骨切りのよくあるご質問
- 鼻骨骨切り術はどういった変化(効果)がありますか?
-
鼻骨骨切りの効果は、曲がっている鼻をまっすぐにする効果や、太い鼻筋を細くする効果があります。
- 鼻骨骨切りの傷口は目立ちますか?
-
片方の鼻の穴の中に7-8mm程の傷が2か所、両方だと4か所、両頬に2mm程の傷が2か所となります。鼻の穴の中の傷は見えることはありませんし、頬の傷も非常に小さいうえに、非常にきれいに治るため将来的に気になるものではありません。
- 手術中の痛みはありますか?
-
手術は全身麻酔で行います。そのため、手術中の痛みはありません。
- 傷口は目立ちますか?
-
鼻の穴と鼻柱の中央部を切開します。いずれも非常にきれいに治るため将来的に気になるものではありません。
- 鼻の穴の中にだけ傷口ができる方法で行うクリニックありますが、頬にも傷口ができる方法とどういった違いがあるのですか?
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鼻の穴だけの切開で手術をすることは可能です。しかし、鼻の根元(鼻根部)にあたる部位の骨切りは、頬の傷口なしだと不正確になりがちで、頬に2mm程の切開をした方が、格段に正確性と安全性が増します。そのため当院では、頬にもごく小さな切開をして手術を行っております。
- 人にばれることはありませんか?
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術後2週間はギプス固定を行います。この期間に人に会うと、隠すことは困難です。鼻を打った、骨折した等の言い訳が必要でしょう。 2週間後は昼間のギプス固定は必要が無くなり、鼻の腫れも治まっています。また、鼻横の創部自体もほとんど分からないものですので、1~2週間くらいで人に気付かれることは無いと思われます。
- 鼻をかむことはいつからできますか?
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2週間は触らないようにしていただき、2週目以降に軽いものであればしていただけます。鼻先を強く触るのは1ヶ月以降にして下さい。 花粉症や鼻炎の方は普段服用しているアレルギー薬も飲んで頂けますのでご安心下さい。
- 以前、鼻骨骨折をしています。曲がったままの状態が続いていますが、直すことはできますか?
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鼻骨骨折の曲りは骨切りで改善させることが可能です。
- 術後の固定はどれくらい必要ですか?
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外固定(鼻のギプス固定)を術後2週間行います。その後は、夜間のギプス固定を最低1週間は行って頂きます。内固定(鼻の内側からの固定)を3日間行います。
- 幅の広い鼻筋を、細くすることはできますか?
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鼻骨骨切りで広い鼻筋を細くすることができます。とても良い適応です。
- 鼻を細くすることで何か問題が起こりますか?
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細くし過ぎた場合、内側にあたる鼻腔(鼻の穴)が狭くなるため鼻の通りが悪くなる事があるため機能的な面からも不自然なほど細くすることは避けましょう。